神戸女性刺殺事件 谷本将志容疑者、勤務先周辺を3日間で約50回徘徊

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2025年 8月29日 20:13 記載
【神戸女性刺殺事件 谷本将志容疑者、勤務先周辺を3日間で約50回徘徊 防犯カメラが捉えた不審な動き】
神戸市中央区で起きた24歳女性殺害事件で、新たな事実が明らかになりました。
逮捕された谷本将志容疑者(35)が、犯行前の3日間にわたり、被害女性の勤務先付近を繰り返し歩いていた様子が防犯カメラに記録されていたのです。
その回数は少なくとも50回にのぼり、警察は事件との関連を詳しく調べています。

谷本容疑者は8月20日、神戸市中央区のマンションで女性をナイフで刺し、死亡させた疑いが持たれています。
当初は「全く知らない人」と供述していましたが、捜査が進むにつれて、事件の数日前から女性に強い関心を抱いていたことが浮かび上がってきました。
取り調べに対して谷本容疑者は「事件の2日前の朝に、勤務先近くで女性を見つけ、好みのタイプの女性だと思い、後をつけてビルに入っていくのを確認した」と話しているということです。

防犯カメラの映像には、事件2日前の8月18日朝、被害女性とみられる人物の後をつける姿が残されています。
女性がビルに入るのを確認すると、谷本容疑者は立ち止まり、入口をのぞき込むようなしぐさを見せていました。
さらにその日の夕方、退勤時間帯にも勤務先の向かい側の歩道を歩いている姿が映っていました。

事件前日の19日にも、谷本容疑者は頻繁に現れていました。
午前8時半ごろ、勤務先周辺を横切る様子が確認され、午後にはおよそ5時間の間に24回も姿を見せていたのです。
その際には、ビルを見上げる動作も記録されており、状況をうかがっていた可能性があります。

警察は、容疑者が計画的に狙いを定めていた可能性が高いとみて、動機や経緯の解明を進めています。
女性が日常を送っていた職場周辺で、繰り返し姿を現していたという事実は、多くの市民に衝撃を与えています。

地域社会に不安が広がる中、再び同様の事件を防ぐためには、防犯カメラ映像の活用や地域での警戒意識の強化が課題となりそうです。