神戸市女性刺殺事件 谷本容疑者「好みのタイプと思い後をつけた」
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2025年 8月28日 20:05
【神戸市女性刺殺事件 谷本容疑者「好みのタイプと思い後をつけた」と新証言 勤務先ビルで待ち伏せの供述も】
神戸市中央区で発生した女性刺殺事件について、新たな供述が明らかになりました。
逮捕された谷本将志容疑者(35)は、被害者の片山恵さん(24)を「好みのタイプの女性だと思った」と話し、犯行に至るまでの経緯を細かく説明していることが分かりました。
これまでの捜査では面識は確認されておらず、容疑者が一方的に狙った可能性が高いと見られています。
捜査関係者によりますと、谷本容疑者は事件の2日前である8月18日の朝、偶然片山さんを目にしたと供述。
その際、勤務先の近くを歩いていた片山さんを見て「好みのタイプ」と感じ、そのまま後を追いかけたといいます。
さらに勤務先のビルに入る様子を確認し、その後も出勤や退勤の時間帯を狙って姿を確認していたと述べています。
警察の調べによれば、谷本容疑者は事件の3日前から神戸市内に滞在し、街を徘徊しながら標的を探していたと見られます。
そして事件当日、片山さんの後をおよそ50分間にわたりつけ回したうえで犯行に及んだとされています。
谷本容疑者は取り調べ当初「全く知らない人だ」と述べていましたが、その後の事情聴取では片山さんを知るに至った経緯を具体的に供述。
勤務先のビルでの待ち伏せや、出勤・退勤時刻を狙って監視していたことを認めています。
なお、これまでの調べで二人の間に直接的な関係や接点は見つかっておらず、谷本容疑者が一方的に片山さんを狙ったとみられています。警察は余罪の有無を含め、今後さらに詳しく捜査を進める方針です。
一方で、この事件を受けて市民からは不安の声が広がっています。
もし帰宅途中に不審者につけられていると感じた場合は、人気のある場所や明るい通りに逃げ込むこと、近くのコンビニや公共施設に助けを求めることが重要だと指摘されています。
事件はまだ解明されていない部分も多く残されていますが、警察は谷本容疑者の行動を徹底的に洗い出し、犯行に至った経緯や動機の解明を急いでいます。
神戸市で起きた衝撃的な事件は、多くの人々に防犯意識の向上を求めるきっかけとなっています。