横浜・野毛町で大規模火災 飲食店跡を含む3棟が全焼
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2025年 8月31日 11:05 記載
【横浜・野毛町で大規模火災 飲食店跡を含む3棟が全焼 通電火災か!?】
30日夜、横浜市中区の繁華街・野毛町で火災が発生し、かつて飲食店として使われていた建物を含む3棟が全焼しました。
警察と消防によりますと、午後9時前に通行人から「建物から火が出ている」と119番通報があり、現場には複数の消防車が駆けつけ消火活動にあたりました。
出火元とみられるのは、ふぐ料理店を営んでいたことのある2階建ての民家で、火は隣接する建物にも燃え広がり、合計3棟が全焼しました。さらに近くの建物の一部も焼損し、周辺は一時騒然となりました。
火はおよそ2時間半後の午後11時半ごろに鎮火しましたが、3棟が全焼する大きな被害となりました。幸いけが人は確認されていません。
火元の住宅には当時住人が1階にいたということですが、火は2階部分から出たとみられています。住人は「電源を付けたままにした記憶はない」と話しております。
警察と消防は、「通電火災」の可能性もあるとみて詳しい原因を調べています。
現場周辺は繁華街として飲食店が密集しているエリアで、週末の夜ということもあり多くの人々でにぎわっていました。突然の火災に居合わせた人々は避難を余儀なくされました。
今回の火事は、都市部の密集地で起きたことから、防火対策や建物の老朽化、電気設備の管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。特に飲食店や古い建物が多いエリアでは、電気の使い方やブレーカーの確認など、日頃からの安全管理が大切だと指摘されています。
警察と消防は、出火当時の詳しい状況や電気系統の状態を調べるとともに、周辺住民や関係者からも話を聞き、原因究明を進めています。
繁華街の火災は多くの人の生活や営業に影響を及ぼすため、今回の火事については今後も注意深く調査が続けられる見込みです。