横浜市金沢区のひき逃げ事件 タクシー運転手を逮捕

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2025年 8月31日 21:00 記載
【横浜市金沢区のひき逃げ事件 タクシー運転手を逮捕 犯人の顔写真は!? 名前を特定か!?】
神奈川県警は、横浜市金沢区で発生した死亡事故に関連し、タクシー運転手の男(60)をひき逃げ容疑で逮捕しました。
事故は8月30日の未明に発生し、85歳の男性が県道を歩行中にタクシーにはねられ、そのまま逃走されたとされています。

県警の発表によりますと、事故が起きたのは30日午前4時過ぎで、場所は金沢区六浦の県道交差点付近です。
このとき、近隣に住む85歳の男性が歩いていたところ、走行してきたタクシーに衝突され、男性は倒れたまま横断歩道上に取り残されました。
さらにその直後、別の乗用車が男性をはねてしまい、男性は救急搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
県警は2件目の事故を起こした車の運転手である58歳の男を、現行犯で過失運転致死の容疑により逮捕していました。
その後、防犯カメラ映像やドライブレコーダーの解析を進めた結果、最初に男性をはねたのが藤沢市辻堂東海岸に住むタクシー運転手の男であることを確認し、31日午後に逮捕に踏み切ったということです。

逮捕されたタクシー運転手は当時、営業中であったとみられていますが、乗客が同乗していたかどうかについては現時点で判明していません。
県警の取り調べに対し、男は「確かにそこを通りましたが、車を人にぶつけた認識はありません」と容疑を否認しています。
警察は今後、ひき逃げに加えて過失運転致死の疑いも視野に入れ、当時の運転状況や逃走に至った経緯を詳しく調べる方針です。
今回の事件は、2回の事故によって一人の高齢男性が命を落とすという、極めて痛ましい展開となりました。
最初の事故で停車して救護をしていれば、その後の衝突を防げた可能性が高いだけに、ひき逃げの重大性が改めて浮き彫りになっています。
また、タクシー運転手という公共交通を担う立場にある人物の関与は、地域社会に大きな衝撃を与えています。
県警は今後、事件の全容解明を進めるとともに、事故が起きた交差点の交通状況や当時の視界の状態についても調査を行う予定です。
地元住民からは「朝早くから多くの人が通る道なので、とても不安だ」「歩行者にとって安全な道路整備をもっと進めてほしい」といった声も上がっています。
事故の発生からわずか数秒の間に2件の衝突が重なり、尊い命が失われる結果となった今回の事件。
警察は今後も証拠を精査し、容疑者らの責任の所在を明らかにする方針です。